2022年度の運用本数は定期26本(予備4本)の計30本です。
🟥10系(7本)
🟥8000系(18本)
🟫8050系(5本)
全車両小国町検車区所属
(車両の紹介)
🟥10系車両
10系は、旧型車両の車両の置き換えに上手くいかず、また車両の新造が難しくなったことから、当時廃車の始まっていた大阪市交通局の10系を2017年度から2019年度までの間に7編成譲り受けた車両で一部の編成はVVVFインバータに改造されています。車両番号は譲渡前の車両番号をそのまま使用しています。この形式は笹森市営地下鉄の民営化に伴い笹森地下鉄の10系として引き続き運用される予定です。
■10両×7編成
🟥8000系
8000系は笹森市営地下鉄の旧形車両の置き換えと増発のために投入され、2019年9月23日に第1編成が登場しました。約5ヶ月の試運転を経て2月14日から営業運転を開始しました。第4編成からは民営化後に営業運転を開始し、5年かけて順次50系車両の置き換えと増発のため、投入される予定です。運転台は運転のしやすさからワンハンドルを採用しました。
■10両編成×18本
🟫8050系
8050系車両は、8000系の兄弟車として製造された車両で、部品は8000系車両と共通にしながら主電動機にPMSM(永久磁石同期電動機)など最新技術を取り入れました。
8050系は増発のために投入され、2019年10月14日に第51編成が登場し、約4ヶ月の試運転を経て2月21日から営業運転を開始しました。運転台は運転のしやすさからワンハンドルを8000系に続き採用しました。
■10両編成×5本
<過去の車両>
🟥50系
笹森市営地下鉄50系は1962年に登場した車両で、大阪市交通局の50系を参考に製造されました。1次車は1962年の笹森中央~川尻間の開業用として5001-5701~5009-5709の9編成54両(5500、5600は当時欠番)が1961年4月から翌年3月にかけて製造されました。2次車は1973年の輸送力増強に向けて1972年5月~6月にかけて中間車両(5501-5609)が18両製造されました。3次車は1977年の笹森中央~新一ノ橋間の延伸開業に伴い追加として大阪市交通局30系を参考に2編成16両が1976年7月~12月にかけて製造されました。しばらくは8両編成×11本が活躍していましたが、1次車、2次車の老朽化に伴い2017年からは10系に置き換えられていました。しかし、車両の置き換えが上手くいかず2019年の8000系導入まで1・2次車3編成と3次車2編成が予備車両として残ることとなりました。
なお、50系は第11編成(保存車両)を除き解体されました。